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- 「こんな時どうすればいいのだろう?」 コミュニケーションのヒントになる、理論やTIPS集です。
- 非生産的なやりとりから生産的なコミュニケーションへ
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このページでは、自我状態・パーソナリティ・エゴグラムをベースにしながら非生産的なやりとりから生産的なコミュニケーションへの働きかけについて解説しています。
話がすすむ、つづくコミュニケーションでは、 平行的でお互いが期待されたとおりのベクトルのやりとりについてふれました。
このコミュニケーション関係は、自然な秩序だったもので、お互いが続かせようと思えば、いつまでも続かせることができる特徴を持っています。
そしてこの関係は、相手の期待にこたえるコミュニケーションで円滑な人間関係の中でとても大切なやりとりです。
しかしこの関係、時として望ましいコミュニケーションの状態ではないことがあります。
例えば、
部長 「また日報の提出が遅れてるぞ。君はいつも仕事が遅いのではないか!」
ノブ 「部長だって仕事が遅れることあるじゃないですか!」
部長 「私のことを言ってるんじゃない!今は君の話をしているんだ!」
ノブ 「部長はいつもそうやって、出来てないところばかり指摘して…」
仕事の中で、こんなCPと反抗のCでのやりとりを延々と続けてしまうこと。

また営業や接客の場面ではこのようなこともあるかもしれません、
お客様 「この間のサッカーみた?」
自分 「みました!すごいゴールでしたね!」
お客様 「ゴールもすごかったけど、その前のフェイントがさぁ…」
自分 「さすがプロ!そんな技でしたよね。あれをされたら…」
商談も終わり、次の訪問先がまっているので、早々に話を切り上げたいのに、このようなP⇔Cの関係、もしくはC⇔Cの関係で話し好きなお得意様や顔なじみのお客様との世間話が終わらない。どうしよう、ちょっと困った。
上記のようなふたつの例は、続くコミュニケーションではありますが、決して望ましいコミュニケーションではなく、非生産的なコミュニケーションといえるでしょう。 (もちろん、世間話が全て非生産的ということではありません。念のため)
それでは、非生産的なコミュニケーションの状態からぬけだし、生産的なコミュニケーションに変えていくにはどうしたら良いのでしょうか。
それには自分自身の自我状態A(アダルト)を働かせ、自分の自我状態を切り換え、ベクトルを交差させたり話題を変えるなどの手をうちます。
例えば、話し好きなお得意様や顔なじみのお客様との並行したコミュニケーションの場合。話の内容が、延々非生産的なコミュニケーションが進むと判断した場合、生産的な関係に切り換える手を打ちます。
とはいっても、いきなり話を変えたり、中断したのでは、相手の気分を損ね、関係を悪くしてしまいます。
上の例で言えば、「私も、サッカーのことが好きでもっとお話を伺いたいのですが…」
というように、P⇔C、もしくはC⇔Cの関係をくずさないようにしながら、
「他のお客様とのお約束がございますので、また後ほどゆっくりお話を続けさていただきたいと思います。」といったように、A(アダルト)→A(アダルト)のコミュニケーションへ交差させることで、非生産的な会話から生産的なコミュニケーションへ切り換える布石をうちます。
そして、相手のA(アダルト)にも働いて頂き、コミュニケーションを終了させたり、商談や接客の本題に入るとよいのではないでしょうか。
また上の図のようなCPと反抗のCでのやりとりを延々と続けてしまうと感じたら、例えば
部長 「そうだね、君にもにも言いたいことがあるよね。 今はお互い気持ちが高ぶっているので、時間をおいて一度冷静になって話さないか」
ノブ 「そんなこといったて、部長から言ってきたんですよ!」
部長 「そうだね、私も言い方に問題があった。君にも言いたいことがあることもわかった。そして、私にも伝えたいことがある。一度時間をおいて、話を整理・冷静に話し合いたいんだが、どうだろう?」
ノブ 「そうですか…、分かりました。それでは、仕事に戻ります。」
例えばこのように、A(アダルト)の機能を発揮し、相手の言い分や反応をくみながら、時間や場の設定を 変える提案を行い一時冷却期間をおくという、コミュニケーション手段をとるのも良いのではないでしょうか。
様々なケースがあると思いますが、お互いにとって望ましくないコミュニケーション、非生産的なコミュニケーションの状態が続いていると気がついたら、自分自身の自我状態Aを働かせ、自身の自我状態P-A-Cのいずれかをコントロールし、相手の自我状態にあわせる、もしくは変化に合わせて並行にさせたり、交差させながら、コミュニケーションを生産的にすることができます。
補足しますが、エゴグラムは自分自身の心のエネルギーの使い方です。
意識することにより、ある部分を高めることができることが特徴です。
コミュニケーションの中で、エゴグラムを意識的に活用することで、その領域が筋肉のように発達・上達します。



