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「こんな時どうすればいいのだろう?」 コミュニケーションのヒントになる、理論やTIPS集です。
- 話をこじらすもとになるコミュニケーション 隠されたやりとり
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このページでは、自我状態・パーソナリティ・エゴグラムをベースにした話をこじらすもとになる隠されたやりとりのコミュニケーションについて解説しています。
話をこじらすもとになるコミュニケーションには、表面化している部分と表面化せず隠されている部分がコミュニケーションの中で並行してやりとりされています。
例えば、
部長 「おはよう!朝礼はじまるぞ。」
ノブ 「は~い、わかりました。すぐいきます。」
こんな言葉のやりとり、コミュニケーションがあったとします。
このコミュニケーションは、部長もノブさんもお互いの大人の自我状態・アダルトで交わしています。普通なら、何の問題もない良好で生産的なコミュニケーションの関係になっていますよね。
ではこれがどうして、話をこじらすもとになるコミュニケーションになるのでしょうか?
実はこのコミュニケーション、言葉の裏側に隠されたやりとりがあったのです…。
部長のココロ
「いつもぎりぎりで出勤して、5分前には仕事の準備を整えておいて当たり前だろうに」ノブのココロ
「間に合ってるのだからいいじゃない!遅刻じゃないし、まったくうるさいんだから。」
このような言葉になっていない、ココロ(気持ち)のコミュニケーションが交わされていたとします。
部長は、言葉だけでみると大人の自我状態・アダルトでノブさんに働きかけていますが、言葉の裏側、ココロで感じていることを、態度や行動・声の調子(批判的な親の自我状態・CP)でノブさんに何をいわんとしているかを伝えようとしています。
それを察した、ノブさんも同様に言葉では大人の自我状態・アダルトで部長に返していますが、言葉の裏側では、子供のような自我状態反抗・反発のチャイルドが働いているいる状況です。
このように、コミュニケーションの中で表面化している部分と表面化せず隠されている部分が並行してやりとりされている状態があります。

部長とノブさんの人間関係、これはけっしていいものではありませんよね。
このようなコミュニケーションの関係はお互いのストレスとなり、表面化せず隠されている部分がつもりにつもって、ある時爆発(表面化)し、問題を複雑にしたり、お互いの関係をこじらせてしまうことが多いものです。
このように、表面化している部分と表面化せず隠されている部分の並行したやりとりをしていると、話をこじらすもとになるコミュニケーションになってしまいます。
チームや組織の課題・目標達成に向けて、リーダーシップを発揮しチームを引っ張っていく方は、こういった隠されたコミュニケーションに充分に配慮する必要がありますよね。
自分自身から、そういったコミュニケーション・メッセージを発信しないようにすることはもちろんですが、相手からやメンバー間で発信されている表面化せず隠されている部分に気づく感受性も大切です。
自分自身では気がつかず、無意識に発信している表面化せず隠されている部分もあります。
言葉だけではなく態度や行動、感情(気持ち)などからも、本当(本心)では、何を言わんとしているのかに気づく感性と、もしどこか表面化せず隠されている部分があり、ギクシャクしていると感じたら率直なコミュニケーションに切り替え、なるべく早い段階で問題を解決するように働きかけることが大切です。
あえて相手の気持ちをムキにさせたり、隠されたやりとりをテクニックとし使うこともできます。しかし、隠されたやりとりを軽々しくテクニックとして活用することは、やめたほうがよいと思いますし、おすすめできません。
なぜなら、それは相手とのコミュニケーション関係で一番大切な信用や信頼の関係を結ぶことが非常に難しいからです。



